イタリアンブレインロット＆トゥントゥントゥンサーフールキャラクター図鑑

ようこそ、奇妙で魅惑的なミームの世界へ。このページは、TikTokやYouTubeで話題沸騰中の「トゥントゥントゥンサーフール」とその仲間たち、そして不条理なユーモアが爆発する「イタリアンブレインロット」のキャラクターたちを網羅したキャラクター図鑑です。なぜ彼らは世界中で拡散され、人々を惹きつけるのか？その背景にある「不気味さ」と「面白さ」の融合、そして奇妙な魅力のすべてを、このミームにブレインロット（脳が腐るほど夢中）している私が詳しく解説します。

ザビャンドットコムは、ボカロPとして音楽・動画制作、そしてゲーム開発も手掛ける“ザビャン”の公式サイトです。YouTubeチャンネル「ザビャン」では、『意味がわかると怖い歌』シリーズが累計5000万回再生、『あなたの心を読みます2』は300万回再生を突破。不気味で考察を誘う世界観を追求してきました。

さあ、知的好奇心と少しの勇気を持って、ブレインロットの迷宮へ足を踏み入れましょう。きっと、あなたもこの奇妙な世界に魅了されるはずです。

ブレインロットとは

「ブレインロット（Brainrot）」とは、直訳すると「脳が腐る」という意味を持つスラングですが、インターネットミームの世界では、特に若者を中心に拡散されている**「奇妙で、不条理で、中毒性のあるデジタルコンテンツ」**を指します。AI生成画像や動画、ナンセンスな音楽、そして脈絡のないストーリーが組み合わさり、見る者の感覚を刺激し、まるで脳が溶けていくかのような感覚に陥らせることから、この名称がつけられました。

中でも「イタリアンブレインロット（Italian Brainrot）」は、動物と物体を奇妙に組み合わせたAI生成キャラクター、そしてイタリア語風の響きを持つナンセンスな名前が特徴の、2025年初頭にTikTokで爆発的に流行したトレンドです。これらのキャラクターは、明確な文脈を持たないにも関わらず、そのユニークなビジュアルと不可解な魅力で瞬く間に拡散されました。ブレインロットがなぜこれほどまでに人を惹きつけるのか、その要因はいくつか考えられます。一つは、AI技術の進化により、これまで想像もしなかったような奇抜なビジュアルや設定が容易に生成できるようになったこと。二つ目は、既存の論理や常識に囚われない**「不条理なユーモア」が、特にZ世代の感性に響いたこと。そして三つ目は、見る者が自由に解釈し、独自のバックストーリーや関係性を創作できる「参加型」の性質**を持っていることです。次々に創作の輪を広げて、これらのキャラクターの「Tier List（ティアリスト：格付けリスト）」を作成したり、ファンアートを描いたりすることで、ミームの世界観を能動的に拡張しています。かくいう私も気がつけばブレインロットの虜になりYouTubeにオリジナル曲をアップして、ザビャンドットコムに不思議なゲームを公開していました。

↓ザビャンYouTube動画オリジナル曲も面白動画よかったら聴いてください♪

【大バズリ】はやくも400万再生突破!!1

【大人気】イタリアンブレインロット曲シリーズ

他にもキャラクターの曲など人気動画もたくさん♪

↓無料でスマホでも遊べるトゥントゥントゥンサーフールゲーム♪

↓性格診断も登場！

↓仲間探し遊び　

↓塗り絵72種類　

ザビャンドットコムでは、この「ブレインロット」という現象を単なる流行と捉えるだけでなく、現代のデジタル文化が生み出した新しいクリエイティブの形として深く掘り下げていきます。この図鑑を通じて、あなたも「ブレインロット」の中毒性にハマり、その不可思議な魅力の虜になることでしょう。次の新しい人気爆発ブレインロットキャラクターを生み出すのはあなたかもしれません！

キャラクター図鑑

無数にあふれる奇妙なキャラクターの中から、特に人気の高いキャラクターを紹介します。この図鑑は、今後も新しいキャラクター情報や、それぞれの専用紹介ページを追加していく予定です。ここで紹介する情報は、諸説ある中から私なりの解釈でまとめています。言い方や設定なども多数存在するため、あなたの考える新しいストーリーが広まる可能性も秘めています！

更新情報：

2025/08/01　24体追加しました。現在全キャラクター96種類です（詳細ブログはコチラ）。

2025/08/04　4体追加して100体になりました！（ガラマラマンとマドゥドゥングドゥンで2体とカウント）。101体以降はイタリアンブレインロット図鑑2に更新していきます！。（詳細ブログはコチラ）。

タッチすると拡大＆紹介文表示します↓

（読み込みに時間がかかる場合があります）

トゥントゥントゥンサーフール (Tung Tung Tung Sahur)

人間のような長い手足に不気味な笑顔を浮かべ、野球のバットを持つ木製の遠投系キャラクター「トゥントゥントゥンサーフール」。このキャラクターは、インドネシアやマレーシアのイスラム教徒がラマダン期間中に夜明け前の食事「サフール」の時間を知らせるために叩く太鼓「ベドゥグ」の音を模倣した擬音語に由来します。ミームでは、サフールの時間に姿を現し、眠りこけて食事を取ろうとしない人間を察知すると、その家の前へと静かに歩み寄り、バットや太鼓を打ち鳴らして警告するという、恐ろしくもコミカルな存在として描かれます。TikTokで「turi ip ip ip」という独特な音の響きと共にバイラルになり、世界中でシュールなミームとして広まりました。インドネシアの文化的な要素が、奇妙さと不気味なリアリティを人々に与えています。

トララレロ・トラララ (Tralalero Tralala)

青いスニーカーを履いた3本足のサメ、トゥントゥントゥンサフールに次ぐ勢いの人気キャラクター。2本足で描かれることも多いです。水陸両用、驚異的なスピードで移動します。サメがスニーカー履いている映像に「Tralalero Tralala!」と叫ばれる中毒性のある動画が、TikTokやYouTubeで瞬く間に人々の心を掴みました。「ブレインロット」文化を築いたキーパーソンです。

バレリーナ・カプチーナ (Ballerina Cappuccina)

カプチーノカップを頭に載せた優雅なバレリーナで、シュールなエレガンスとユーモアを体現。Z世代やミーム愛好家の心を掴むキャラクターです。かつて劇場で人気のバレリーナであったという伝説も語られ、音楽と踊りを愛する姿が描かれます。裏社会の暗殺者「カプチーノ・アサシーノ」の妻という衝撃的な設定も。ブラジリアンファンクのリミックスに乗せて踊る動画がTikTokで人気を博し、奇妙ながら美しい姿が見る者に強烈な印象を残します。

ボンバルディーロ・クロコディロ (Bombardiro Crocodilo)

ワニの頭を持つ巨大な爆撃機「ボンバルディーロ・クロコディロ」。「Bombardiro」はイタリア語で「爆撃手」を意味し、空から脅威をもたらす存在として描かれます。「トララレロ・トラララ」との宿命のライバル関係がミーム内で語られることもあり、その奮闘活劇動画も数多く投稿され注目を集めています。ボディが灰色の機体で描かれることが多いです。足が生えているバージョンもあります。

チンパンジーニ・バナニーニ (Chimpanzini Bananini)

チンパンジーとバナナのハイブリッド。なんとも動きづらそうな姿が愛くるしいキャラクター。もっと険しい表情で登場することも多々あります。ここからチンパンジーニ派生キャラクター、バナニーニ派生キャラクターなど枝分かれで色んなキャラクターが登場していきます。

リリリ・ラリラ (Lirili Larila)

象の顔、サボテンの体、2本の巨大なサボテンの足、そしてサンダルを履いている・イタリアンブレインロットを代表するキャラクターの１つ。シュールな巨大系キャラクターはインパクトを与えます。サンダルを履いた巨大な足で乾燥地帯を歩く姿は、想像をいい意味で裏切る中毒性があります。リラリ・ラリラ、リリラ・ラリラなどと呼ばれることも。

ブルブル・パタピン (Brr Brr Patapim)

テングザルのような顔と木の幹の体、人間の手足を持つ、森の妖精のようなキャラクター。ブゥブゥパタピン、プルプルパタピン、ブルブル・パタピムなど呼び名も色んなパターンがあります。手がないバージョンで描かれることもあります。悪者のような立ち位置だったりすることもあれば、森の精霊のような存在として登場することもあったりする不思議なキャラクターとしてファンが多いキャラクターです。

タタタタ・サフール (Ta Ta Ta Ta Sahur)

足が生えたポット型のクリーチャーで、取っ手がそのまま手になっている奇抜なデザインが特徴。「サフール」（ラマダン期間中の夜明け前の食事）を背景に持つミームで、「トゥントゥントゥンサーフール」と同じくインドネシア文化にインスパイアされています。鼻がないデザインで描かれることも。トゥントゥントゥンサフールの兄という話もあります。

カプチーノ・アサシーノ (Cappuccino Assassino)

テイクアウトコーヒーカップの姿で、鋭い刀を構える暗殺者。イタリアンブレインロットの裏社会を牛耳る冷酷な存在。「バレリーナ・カプチーナ」と夫婦関係にあるという設定も人気です。ブレインロット界の影のヒーローとして密かに人気の高いキャラクターです。

ボネカ・アンバラブ (Boneca Ambalabu)

顔がカエル、タイヤの胴体、人間の足が特徴。「Boneca」はインドネシア語で「人形」を意味します。穏やかな外見とは裏腹に邪悪な性質を持つとされ、不穏な影響を与える存在として設定される場面もあります。まるで生成に失敗したようなミスマッチした姿が逆に親しまれ、ブレインロットの融合を象徴するキャラクターの１人です。

ブルバロニ・ルリロリ (Burbaloni Luliloli)

カピバラの顔とココナッツの殻、不思議と生えた足が特徴のハイブリッドキャラクター。カピバラののんびりした性質とココナッツの質素さが融合し、哀愁とユーモアを醸し出す愛されキャラクターです。ココチーニ系なのにココチーニとつかない、珍しいタイプ。

ピッチョーネ・マッキーナ (Piccione Macchina)

車のボディを被せたような鳩がスニーカーを履いた奇妙なキャラクター。「Piccione」（鳩）と「Macchina」（車）を組み合わせた名前。車はテスラで描かれることが多くで「テスラの子どもを持つ」という設定もあります。サイバー系キャラとして登場する場面も多いです。

ウドン・ドン・ドン・ダン (Udon Don Don Dan)

ウドン・ドン・ドン・ダンはウディンディンディンドゥン（マッチョなみかん）の兄として設定されている場面もあります。まっちょなリンゴとして描かれ、人の胴体も含めて生えているバージョンもあります。ダンベルを持ち上げて筋力トレーニングに励むシーンが多いです。確かによく見るとマッチョミカンよりマッチョリンゴの方が老けているパターンが多い気がします。

シュピオニロ・ゴルビロ (Shpioniro Golubiro)

コートとカメラを抱えたスパイ鳩。“ブレインロットタウン最高の諜報員”を自称し、影で張り込みを続けている。コートは黒だったりもする。カメラはレトロ８ミリフィルム風で、カメラのフラッシュで目眩ましする攻撃をするという設定も。とても物語を感じさせるキャラクター。

ラ・ヴァカ・サトゥルノ・サトゥルニータ(La Vaca Saturno Saturnita)

牛（ラ・ヴァカ）の顔、惑星の体、人間の裸足が生えている可愛い系？キャラクター。「Saturno（サトゥルノ）」は土星を指し、牛と宇宙の融合がイタリアンブレインロットの奇抜さを目立たせる。絶妙な愛らしさがあり、海外ではゲームやアニメなどの創作動画に登場することが多い。

ボブリート・バンディート (Bobrito Bandito)

ビーバーがスーツを着たマフィア系キャラクター。トレンチコートにフェドラ帽を身につけ、葉巻を吸い、トミーガンを持つギャングスター。銃のないバージョンもあります。TNTも携行しているという設定も。既にアメコミとかにいそうなキャラクターですね。

ブルーベリーニ・オクトプッシーニ (Blueberrinni Octopussini)

タコとブルーベリーの融合体の可愛いキャラクター。口があったりなかったり、紫っぽい色もバリエーションが多い。インクの代わりに甘酸っぱいベリージュースを吐き、海中をキャンディカラーに染める演出が美しい。ブルーベリーの王冠がよく似合うブレインロットっぽくない完成度の高いキャラクター。

オランギュティーニ・アナナシーニ (Orangutini Ananasini)

パイナップルとオランウータンの融合体。南国ジャングルに生息する“熱帯フルーツ仙人”。若いサル系キャラ（ブルブル・パタピン、チンパンジーニ・バナニーニなど）の良き保護者であり、パイナップルジュースをふるまう場面も。ピザにパイナップル有り無し問題で口論になるらしい。日本だと酢豚にパイナップルみたいな問題。私はピザも酢豚も有り派です。

グロルボ・フルットドリッロ (Glorbo Fruttodrillo)

ワニの頭部と手足、丸々としたスイカの体が融合した可愛いキャラクター。「Fruttodrillo」はFrutto（果物）とCoccodrillo（ワニ）を組み合わせたイタリア語風の造語。「Glorbo」は雰囲気の響きらしい。口を開くとスイカの果汁が飛び散るという設定があり「ジュース爆撃機」という愛称もある。「ボンバルディロ・クロコディロ」と対立し、戦闘軍VSフルーツ軍の対抗動画も人気。だんだん派閥とか世界観が見えてきますね。