動画制作の裏側、AIの「新しい表現」の可能性
- ザビャン
- 7 日前
- 読了時間: 3分
みなさん、いつも動画を観てくださって、本当にありがとうございます。
最近、コメントで以前の動画や手描きの絵、そしてテトさんを懐かしんでくださる声をたくさんいただきます。そうした温かいお気持ちに触れるたびに、心から嬉しく、活動の大きな励みになっています。
新しい動画のスタイルに変わってから、「AIを使って楽をしている」「怠けている」といった声も耳にすることがあります。何も語ってこなかったので、そう思われるのも無理はありません。今回は、動画制作の裏側 AIの新しい表現についてお話させてください。

AIは「ポンと出して終わり」の道具ではありません
まず、結論から言わせてください。私はAIを、映像を「ポンと出して終わり」の魔法の杖として使っているわけではありません。
実は、皆さんがYouTubeでご覧になっている数分の動画、その一本を完成させるまでに、ざっと計算して最新のiPhone一台分くらいの費用がかかっています。AIのサブスク費用や高性能PCなど、目に見えないコストが想像以上にかかっているのです。
AIの是非については、様々な考え方があると思います。その議論に加わるつもりはありません。私が日々追いかけているのは、「この技術を使ったら、こんな面白い表現ができるんじゃないか?」という純粋な探求心、そして「どうすれば以前の動画の良さも残しつつ、新しい表現に融合させられるか」という挑戦です。
「なぜそんなにお金がかかるのか?」と思われるかもしれません。
例えば、新しいAI生成サービスが登場するたびに、どんな映像が作れるか試すだけでも数万円かかることはざらです。そして、その数万円をかけても、納得のいくクオリティの映像が作れるのは5秒程度。たった数分の映像のためだけに、数十万円かかる場合もあります。結局ボツにした映像も、山のようにあります。
次々と出てくる新しいサービスを試すたびに、同じような費用と労力がかかっていきます。それでも私がこの挑戦を続けるのは、その先に見たことのない映像の世界が広がっていると信じているからです。
動画制作の裏側にある、見えない努力とAIの新しい表現
これまでの動画制作で培ってきた編集スキルや映像表現に、最新のAIを組み合わせることで、以前なら何ヶ月、時には一年かかっていたような映像表現が、短期間でできるようになりました。これは、チャンネルを継続していく上で、本当に大きな可能性を与えてくれました。
しかし、これが「楽な道」ではないことを、どうか知っておいてください。
一つの動画を完成させるまでには日の目を見なかった「iPhone」が山のようにあります。(怖くて山に目を向けられません…)
それでも私がこの挑戦を続けるのは、AIに感じる「嫌悪」を理解した上で、それをクリエイティブに昇華させたいという強い思いがあるからです。AIとAIじゃないものの差とは何か、どうすればより魅力的な映像になるのか、日々試行錯誤しています。
私はただ、この激しく進化する現代技術にワクワクし、もっともっと面白い、誰も見たことがないような映像を皆さんに届けたいと思っています。
もし、私のこの挑戦と情熱を少しでもご理解いただけたら、これからも温かく見守っていただけると嬉しいです。これからも一緒に、新しい楽しい動画の世界を探求していきたいです。